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金融危機はなぜ起きたか?
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金融危機はなぜ起きたか?

経済思想史からの眺望

著者 松原隆一郎
ジャンル 一般書 > 人文・哲学 > 政治・経済
発行形態 書籍
発売日 2009/07/22
判型・ページ数 4-6・205ページ
商品コード 9784403231148

価格1,980円(税込)

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内容説明


まえがき

第一章 アメリカ的正義と金融危機
I.金融危機の現状
II.アメリカの「正義」
III.正義の変質と金融資本主義

第二章 二つのバブル崩壊の間で経済政策論は何を述べたか
I. 冷戦後の日本経済
1.バブル崩壊と不況の始まり
2.初期の対応——経済対策と規制緩和
3.BIS規制と金融ビッグバン
II.偽装された経済思想
1.構造改革
2.金融緩和・リフレ政策

第三章 金融危機が暴いたもの
I. 何が起きたのか
1.非効率産業への生産要素の移動
2.日米間の金利差と円安
3.不況からの脱出?——バブルと不況の共存
4.米住宅バブル崩壊から金融危機へ
II. 忘却されたコメント

第四章 バブルとイギリス経済思想?経済学における共和主義の影
I. 18世紀イギリスにおける政治経済状況——金融経済化とバブルの発生
II.バブル崩壊と経済学の誕生:ヒューム・スチュアート・スミス
1.ヒューム——黙約がもたらす秩序と洗練
2.スチュアート——為政者が監督する貨幣経済
3.スミス——「自然さ」にもとづく不確実性の回避
III.大恐慌にケインズが見たもの
結び

あとがき