1992年11月30日。この日、ダンスという人生を生き、私たちに鮮烈な感動を与えつづけたジョルジュ・ドンがこの世を去った……。16歳で二十世紀バレエ団に入団し、約30年にわたってベジャールの表現者であった、この偉大なダンサーへの追悼の意を込めて、来日公演の数々の舞台を映像化。ファン待望のビデオが、没後10年を経ていまDVDとして甦る！『アダージェット』『ジークフリートの死』から『ボレロ』まで、ブリュッセルでのリハーサル風景を含めた全12曲を収録。


幻の廃盤ビデオがDVDで再発売になりました。ドンの来日公演の数々の舞台を収録。
世界フェスで踊った「瀕死の白鳥」など貴重な映像がいっぱい！

■収録作品
『アダージェット』　1990
『ジークフリートの死』　1985
『わが夢の都ウィーン 』より　美しく青きドナウ　1985
『レダ 』より　1979
『コンクール』より　1985
『ブリュッセルの20世紀』　バレエ団スタジオにて　1986
『マルロー、あるいは神々の変貌』より　1988
『マリオネットの生と死』より　1988
『デス・フォー・ライフ 』より　1991
『瀕死の白鳥』　1985
『そしてワルツ』　1988
『ボレロ』　1982

出演：ジョルジュ・ドン
モーリス・ベジャール
マリシア・ハイデ
マイヤ・プリセツカヤ
リン・チャールズ
パトリック・デュポン
ほか


ジョルジュ・ドン：
1947年2月28日、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。
テアトル・コロン附属バレエ学校で学び、幼少のころから舞台に立った。
63年、二十世紀バレエ団の初の南米公演を見て衝撃を受け、バレエ団に入団するため、単身ベルギーに渡った。
入団を許された後は、『ロミオとジュリエット』『ニジンスキー・神の道化』『我々のファウスト』『愛が私に語りかけるもの』など、重要なベジャール作品のほとんどに出演。
ベジャール芸術の表現者として重要な役割を果たしつづけ、活躍した。
1992年11月30日、スイスのローザンヌで死去。

東京バレエ団：
創立は1964年。レパートリーは、古典の全幕作品をはじめ、ベジャール、キリアン、ノイマイヤーという現代を代表するコリオグラファーの作品にいたるまで、幅広い。
パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、英国ロイヤル・オペラハウス、ボリショイ劇場、ベルリン・ドイツ・オペラなどの有名劇場を含む世界各国の海外公演は、のべ88カ国、627回を誇るインターナショナルなバレエ団。