
内容説明
少女漫画に出てくるような完全無欠の王子様、と他人からは見られることが多い堤。入社三年目の普通の会社員なのに、見た目と要領がよく、頼まれたら断れないタイプだからだ。過去に一人だけそんな堤に気付いてくれた男と大学時代に付き合っていたが、彼と別れて以降は恋には臆病になり、仕事一筋で生きてきた。ところがある夜、公園でひとりやさぐれていた堤は会社の後輩・黒崎と鉢合わせる。黒崎は強面ながらも実は大の猫好きで、捨て猫の気配を感じて公園へ来たという。 公園で拾われてマシュマロと名付けられた白猫は、飼い主となった黒崎に対しては怯えていたが堤にはすぐに懐いたため、堤は会社帰りに彼の家にたびたび行くようになる。堤がマシュマロと黒崎の存在に癒されていく一方で、黒崎もいつも肩肘を張る堤に自分の前ではくつろいでほしいと思うようになり……?

























